NEWS & COLUMN

新着情報

COLUMN

2025.06/12 (木)

雨がもたらす結露は暮らしの天敵

6月9日に岡山県が梅雨入りしたと発表がありました。
梅雨の時期は雨が何日も続いて、洗濯物も室内干しにして乾かしたりすることが増えてくると思います。室内干しは家に対してリスクのある行動になる場合があります。それは室内の水蒸気が充満することによる結露の発生です。

梅雨の時期には湿度が80%を超える日もあり、室内に結露が大量発生してしまう可能性が非常に高くなります。結露を放置したままだと、その湿気でカビが発生し、カビを餌にするダニなどの虫が繁殖してしまいます。特にダニは、アレルギーの原因の約80%とも言われている害虫です。ダニのフンや死骸を人が吸い込むことでくしゃみや鼻水などのアレルギー反応を引き起こします。

結露は暮らしの天敵

結露による被害は人に対してだけではなく、家にも影響があります。結露による湿気は、天井や壁、床などの建材や断熱材へのカビや腐食に繋がり、家の耐久性や性能を低下させる可能性があります。特に結露は日常では目にすることのない、壁紙の中や床下などにも発生するため、気づかないうちに内側から腐食が進んでいた!なんてこともあり得ます。また、湿った木材はシロアリが好むため、シロアリ被害が発生するケースもあります。

家づくりからの結露対策が大切

日頃の生活でどれだけ結露対策をしても住まいの全てを補うのは至難の業。そのためカワカミホームでは建材からの対策として「FPウレタン断熱パネル」での家づくりを推奨しています。断熱性能に優れた断熱材ですが、防水性にも非常に優れています。素材に使用されている硬質ウレタンフォームが、水や湿気をほとんど通さない独立気泡構造で出来ているので、パネル自体が湿気を吸収して劣化する可能性がほとんどありません。

外壁とパネルの間に通気層を設ける仕様により、空気がスムーズに流れる効果により、壁の内部に湿気が侵入しないようになっています。家に深刻なダメージを与える壁内結露の不安を解消し、住まいをしっかりと末長く守り続けます。

さらに安心して暮らしていただくために、FPウレタン断熱パネルの素材内部について「無結露50年保証」をお約束しています。床下や壁の中は完成したら見えなくなり、劣化や腐食が分からないまま進行してしまうケースがほとんどです。断熱性・耐震性はもちろん重要ですが、結露対策も家づくりからしていくことが大切です。